『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
茂の母『自分達の子が普通だからそんな事が言えるんだわ…』


茂の父『そんな事言うなよ。あの子は少し、俺達より頭が良いだけだろう?』


茂の母『少し…貴方までそんな事言うの“世界一のIQ”のあの子が“少し”貴方も近所の人達と一緒ね貴方は良いわよね、毎日仕事を理由に家にはあまり居ないんだから私はねぇ…』


茂の父『分かってるよ…でも、あの子は俺達の子供なんだ仕方ないだろうお前だって最初は喜んでたじゃ無いか』


茂の母『確かに、最初は茂の事を医者に“貴方達のお子さんは、今の現代の誰よりも優れた頭脳をお持ちだ”って聞いた時は喜んだわ、国の色々な施設からの誘いも有った…』


茂の父『けどその誘いを断って、“俺達で育てる”ってあの時二人で決めたじゃないか』


茂の母『でも、あの時はこんなに、違うなんて思わなかったわあの子のお陰で私達の人生はぶち壊しよ』


茂の10歳の回想シーンが終り、茂の部屋。
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