恋色模様
「らぶらぶだなぁ〜」

私は2人の後ろを歩きながら言う。

「麗?」

「いくぞ」

「うん!」

私たちは教室に向かった。


「おっはー」

そこには幼なじみ三人組、聖奈、謙二郎、陽向がいた。

「おっはー」

「麗、おはよ」

「あっ、陽向おはよ!」

「あーっ、熱い、熱い」

謙がパタパタ手であおぐ。

「謙も早く彼女できるといいねーっ(笑)」

「たとえば……」

私と陽向は顔をあわせ、

「「聖奈とか♪」」

「ばっ!!!」
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