REVERSI

…?




ゆっくりと、ゆっくり過ぎるくらい確実にまともになる頭。
血の気が引く。とりあえず一番新しい記憶を探るなんて、実際するとは思わなかった。

麻由と会って、今日は車じゃなかったし、とりあえず頭冷やしたいから夜道を軽く歩いて、あ、不用心だねあたしったら。一応女だし、気をつけよう…じゃなくて、


掴んでいた布団を手でバンと叩く。羽毛布団なのかその衝撃は吸収されてポスと乾いた音がした。


「…ん?」


それと同時に動いたシーツ。現れたサラサラの黒髪。


え、



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