愛の毒が廻る頃には 【超短編集】

『僕から
   あなたへ』


僕はあなたを想い、毎日自慰しているのです。僕は体中であなたに反応していたいのです。

あなたに反応しない体なんて、僕には必要無いのです。

この体は、まさしくあなたが所有しているのです。


まるで植物の様に、体が心から生えてきたのだとしたら、僕はずっと枯れたくないのです。



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