かみかみさん。
あたしとかみかみさん
「えーと白葉、白葉・・・っと」


「きーちゃん!きーちゃん!同じクラスだよ!!」


あたしが自分の名前を探していると


先に雪菜が見つけたらしくかけよってくる


「2年3組!早く教室行こー!」


「うんっ!!」


あたしと雪菜が教室へ入ると


何人か知ってる人が声をかけてくる


「お!きーじゃん♪」


「あ、京じゃん!同じクラスだったんだ」


京・・・こと国塚 京介(くにづか きょうすけ)


が声をかけてきた


京とあたしは幼なじみで昔から仲がよかった


クラスが離れてからも遊びにきたりメールをしたりして


幼なじみの仲は健在だ


「俺ときーが同じクラスだって知ったとき思ったよ・・・
これは運命じゃないかってな☆」


「はいはい・・・」


京はいっつもこんな調子だ


聞きなれたあたしは軽く受け流す


「ちょっとぉー?私もいるんですけどー」


横からふてくされたように雪菜が顔を出す


「おーう、ゆきも相変わらず可愛いね!」


「あはは、ありがとっ」


そんなやりとりを続けているとまた誰かが入ってきた
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