ただ、好き
「ただいま~」
帰ってドアを開けるといつもと同じで居間は暗い。
恭の部屋に入ると恭はいつもと同じで薄暗い部屋を照らすパソコンの前。
私に気がついたのか恭は後ろに振り返り
「おかえり」
と優しく微笑んだ。
…あの、一言言ってもいいですか?
すっごく嬉しいんですけど…何なの?
あの笑顔…。
すぐにパソコンに目線は戻っちゃったけど…ね?
私にドキドキをくれるのは恭だけなんだなー。
好きになって良かった。
私は端に置いてあるベットに座って恭を見ていた。
仕事中は眼鏡をする恭、そんな恭の顔は疲れている様子、
「…大丈夫?」
そう、小さく呟いてはみるが恭には届かない。
なんで私はちゃんと言えないんだろ、私やっぱ
子供過ぎるよ…。