=キング of ビースト=



「星はどうなるんでしょうね。」


「那龍に楯を突いた。俺は容赦しない。那龍に楯を突いたら狼羽は決して許さない。この世界から消えるだけだ。」


標準語で話す南月は、かなり冷たい声をしていて。


「星が何度蘇ろうが、立て直そうが地獄まで追いかけて何度でも潰すまでだ。」


那龍への強い忠誠心が目に見える。星は確実にこの世界から消えるだろう。


夜琉と南月をキレさせた星。秋は


(この2人をキレさせるってある意味可哀想な族ですね。)


密かに笑っていた。



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