僕等がみた空の色






だからそのときは気付かなかったんだ。




あまりにも自然すぎて。




嘘となんでもないフリが上手なあなただったから、気づけなかったの。



言ってくれたら、変わったかもしれないのに。





全てに違和感を感じることさえないまま、あたしは桜を再び見上げていた。




よく考えたらあのときも、あのときだって、と愕然とするのは、まだ先の話。









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