天使と吸血鬼

さようなら

「エリカ!!」

悪魔が私を呼ぶと、
呪文をかけた私を、
自分の傍に寄せた。

「悪魔!!」

先生は悪魔に立ち向かって
来たが、
悪魔が怯えなかった。

「剣がない!!」

「ほほ。
それは嬉しい事だな。
聖者の剣が無いと
お前は俺を倒せない。

嫌?俺より、
ここにいるエリカを
殺さないと俺は死なない。」

悪魔の笑い声が響き、
誰もが愕然としていた。

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