天使と吸血鬼
「ブルー聞いている?」

「ああ。」

ユーは俺の花嫁になりたく、
頑張っているのだが、
腕に星型の印を未だに
もらえていない。

それがもらえないと、
天使界に認めてもらえず、
その星印がゴールドになると、
俺の花嫁と認められた証に
なっている。

けど、ユーの事は、
昔から妖精の子として、
妹感覚でいるから、
彼女の気持ちに答える事は
ないだろう。

けど、運命は皮肉な物だと
改めて感じた。
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