Devil†Story
嘘だろ…!?

この剣に使われている金属は、ただの金属じゃない。地獄の…冥福の銀で出来た剣だぞ!?

その様子を見た奴はニヤリッと笑った。

このままでは剣が折られる。

ク「この野郎…っ!」

なんとか剣を横に振るったが、その時に奴の姿は見えなくなった。

ヤ「残っ念っ!」

真後ろから声がし、俺が振り向いたと同時に背中にナイフを突き刺された。

ク「グッ…!」

そのナイフは直ぐに抜かれ、首を掴まれた俺はそのまま壁に叩き付けられた。

ク「ガハッ…!」

グッと壁に押さえつけられる。

全く動けない。

ク「ッ…グッ…!」

右手だけだったが、ギリギリと首を絞められ息が苦しい。

気を抜いたら喉を潰されそうだ。

奴はまたニヤリッと笑うと口を大きくあけ、首から手を離し肩を押さえつけてきた。

――噛まれるッ!

ク「ゲホッ…このっ…!」

両手と右足でヤナの体を押す。

力いっぱい押しているのにも関わらず、ググッと徐々に体を押される。

ヤ「へぇ?この細腕で…何処まで耐えられるかな?」

ク「クッ…!」

なんとか、噛まれない様にはしているが、やはり力では敵わない。

その時、ヤナは肩から手を離し、俺の両手を壁に押さえ付けた。

ク「ッ!」

力の限り、抵抗するが本当に全く動けない。

ヤ「綺麗な容姿をしてるから、口と性格以外は女の子にしかなれないんだよ、クロム」

更にニヤリと笑い、あの時の様に首筋に噛み付いた。
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