Devil†Story
オ「さて…と。こっちを希望って事だけど…さっそく用件を聞かせて貰えますか?おっと、その前にお名前…あぁ、偽名でもいいのでお願いします」




オーナーが微笑んだ。




女「私はヒカル」




オ「ヒカルさんですね?分かりました」



名前を聞くとすらすら紙に書き始めた。その様子を見ながら私は



ヒ「本当になんでもしてくれるの?」



と聞いた。




ここは表はカフェ、裏は何でも屋というカフェで報酬さえ払えばなんでもしてくれると言う噂だった。



そう…



例え殺人だとしても。




オ「ええ。報酬さえ払って頂けたらなんでもしますよ」




微笑みを絶やさずにオーナーは言った。





女「…殺して欲しい人が居るの」





オーナーが眉をあげた。
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