やくざと執事と私【第3部 上巻:ラブ&マネー】


「中庭ですか?」



私は、真木ヒナタと組長の後をついて、中庭に行ってみた。



そこには、バーベキューの準備がしてあった。



「これ、どうしたんですか?」



驚いて尋ねる私。



「熊さんいないから、飯ないから、パァ~っとバーベキューにしようと思ってな。小夜、バーベキュー嫌いか?」



組長が私を見る。



「・・・好きです。」



私は、笑顔で答えた。



「よし、それじゃ、準備しよう。」



「はい。」



こうして、私達は、バーベキューの準備に取り掛かった。


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