わたしの名前は…



「やっとホントにお酒もタバコもO.K.だね!
誕生日、おめでと、ユウキ!」


「サキが誕生日にいて、
最高の20歳1日目だな…
ま、ここは全面禁煙だけどな(笑)。
二十歳の記念に禁煙でも始めようかな…」

「普通逆じゃん??!(笑)」




アトラクションに買い物に、
何よりユウキが一緒にいることが、
私には楽しくて、しあわせで―――



「ユウキ、
夕飯どっかおいっしい店行って食べよ!
誕生日なんだから、豪勢に!!」


誕生日を豪華な料理で…

私の今あるお金が、全部なくなってもいい、
ユウキの誕生日だから…


ユウキが産まれてきて
だから、
私はユウキに逢えた、
私にとっても記念すべき日だから…




なのにユウキは――



「んー…
俺はサキがいればどこに行ってもいいけど、
家に、
アパートに帰って
サキとゆっくり焼そばが食いたい…」


「えー!
アパートに戻るのはいいけど、
何で焼そばぁ?!」

「だってさぁ、
俺、
サキが食うの見てるのが1番幸せだからさぁ…」

「えぇ!
だからって何で焼そばぁ?!」



そう言ってハッとした――


花火大会の日の―――



「わかった…
じゃあ、帰って買い物しよう!!」

「おー!!」


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