わたしの名前は…
「…どう、だった?――」
「合格…したよ。
春から東京人…」
「…そっか。
おめでと――
逢えなくなるんだな…
…よし!
これから毎日逢うぞ!
逢い貯めだ!出てこい!」
いつものように急で、勝手で、
うれしい、半強制…
でも、何だか、
それが逆に今日は
離れる現実が近づいていてちょっと切なかった…
本気で私たちは
それから毎日会った。
そして、
何かを確かめるように抱き合った…
お互いに、
迫り来る現実に勝とうと必死だった…
あと、
1ヵ月を数えるばかり…
しかし、
私たちはたった1ヵ月の間に
予定外の事態におちいる―――