わたしの名前は…




…コウキの家のトイレ




少し離れて、
コウキが待っている




「だって、コレどうすんの?
ないよ。ない、ない。
ありえない!」



独り言を言いながら説明書を読んだ…

赤い線が1つめの窓に出たら…


…出ないで!!!



すさまじい緊張。
試験の時でさえ
こんなに緊張しなかった

手が震える…
心臓が体全体ほど大きくなったかのように
バック、バック動く――

おしっこかけたら1分ちょいで判っちゃう…




んあ゙〜!!!




やけくそに近かった…


開けた袋のうえにテスターを置き、
じぃーっと見ていた…



出ないで、出ないで…


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