君にもらった苺飴

キミノ、エガオ







 「龍―――!!!」


 昼休みが終わるころ。

 龍を探しにきていた。



 龍はいつも、裏庭で

 寝転がって音楽を聴いているのだ。



 「龍!起きろ!!!」

 『…ぁんだよ?』

 

 ヘッドホンをはずし

 起き上がる龍。


 
 「次授業なんすけど」

 『あぁ……サボる』

 「はぁ?!またかよ」

 『次は俺の嫌いな数学だ』

 
 
 いつもこうだ。

 苦手な教科の時は

 サボる龍。


 「俺は行くから」

 『おぉ、行ってろいってろ』

 「龍のアホちん!!」

 『ぁあ?うっせ!!!』


 俺は、龍を置いて

 走って教室に向かった。






< 9 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop