名も無き花
なんというか、あれだ。誰かの意図を感じるエグいデザインだ…。

下半身。

膝くらいまでは人間と一緒で膝から下が繋がっている。それより先は、根を張っているようだ。

気分もスッキリしたところで、寒さの感覚が戻ってきた。
寒さにおかえり言うほど哀しい事もない。いったん、土を元通りにうめて、地面に置いていたケータイを拾いあげて家に入った。

そろそろ、お昼の買い出しに行きたい時間だ。



しかし、『それ』はいつまで寝ているんだろう?
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