名も無き花
-赤の詩-
あなたは 赤 が好きですか?
赤い夕日に切なさ感じる私
目の前の赤い薔薇の刺を掴んで
流れる血液の赤に命を感じて
涙が零れる瞳は赤い
あなたは 赤 が好きですか?
私はそんなに好きじゃありません
嫌いでもないのだけれど
やっぱり赤は…
地獄の炎は真っ赤に燃えて
火ダルマの私はやっぱり赤くて
体から吹き出る煙は血の蒸気で赤くて
焼けた皮膚は赤みがあるの
赤信号なのに車が突っ込んで来て
急ブレーキのランプは赤くて
吹っ飛んだ私の体は赤い海に溺れて
救急車とパトカーのサイレンも赤い
落ちた私のマフラーはやっぱり赤い
あなたは 赤 が好きですか?
赤い夕日に切なさ感じる私
目の前の赤い薔薇の刺を掴んで
流れる血液の赤に命を感じて
涙が零れる瞳は赤い
あなたは 赤 が好きですか?
私はそんなに好きじゃありません
嫌いでもないのだけれど
やっぱり赤は…
地獄の炎は真っ赤に燃えて
火ダルマの私はやっぱり赤くて
体から吹き出る煙は血の蒸気で赤くて
焼けた皮膚は赤みがあるの
赤信号なのに車が突っ込んで来て
急ブレーキのランプは赤くて
吹っ飛んだ私の体は赤い海に溺れて
救急車とパトカーのサイレンも赤い
落ちた私のマフラーはやっぱり赤い