影の守護者は闇に潜む
「で、これからどーするんダ?戸籍はあるが、身寄りがないんだろ?」

「兄さん。ギルドの地下には、まだ、空き部屋があるはずだよね?」

「そこまでしなくてもいい。ここからは…」

「ご覧のスポンサーの提供で…」

「兄さん。ふざけるなよ?『たまたま』、通り魔に襲われたり、『たまたま』、無数の隕石が落下したり、『たまたま』、精霊が暴走したりしてもいいの?」

「いや、だから、これからは、ヤザル達に迷惑をかけたくな…」

「うっるせい!とりあえず、ギルドの空き部屋を使っとけ!『とりあえず』だから、いつ出ていっても構わない。生活費はギルドの依頼こなしたりして稼げ!」
< 28 / 54 >

この作品をシェア

pagetop