影の守護者は闇に潜む
「ふぁ…ぁ」

大きく欠伸をしながら、私は布団をはね除けた。ゆっくりと上体を起こし、首をかしげる。

「ドアが…」

木製のドアが木端微塵に吹き飛ばされている。他にも、タンスや、壁に大きな亀裂がはしっていて、所々、崩壊している。

「何故だろう?」

私は再度、首をかしげる。そう言えば、昨日までのモヤモヤが、すっかり消えている。不思議なことだらけだ。慣れない布団で寝たからだろうか?私は、どういう理由か知らないが、怪力だしな…。

「ヤズムに言わなくちゃな…」

私は、ゆっくりと立ち上がり、部屋から出た。
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