影の守護者は闇に潜む
「一つ質問していいか?」

「ん?なに?」

「痛くは……ないよな?」

部屋の空気が凍りついた。

「…………ぷっ」

「なっ!わ、笑うんじゃない!本気だ!」

「ひひひひっ」

「ヤズムまで…」

「うん。大丈夫。痛くはないから。ははははっ」

「そんなに、笑わなくても…」

私はうつ向きながら紐を握った。

「そのまま少し待ってて」

………………気まずい……

ピピッ

機械が高い音を発した。

「計測終了。数値は…37か。平均より少し低いな…」

「平均はどれぐらいなんだ?」

「だいたい40~50ぐらい」
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