ずっと君のそばに…
『待たせてほんっとにごめん!!!!』


学校に着いた俺は、息を切らせながら、頭を下げて青木に謝った。



その時、大きな音と共に、空が少し明るくなって、花火が打ち上がった。



『ううん♪

来てくれて良かった☆

行こ?』


青木は花火の会場の方に体を向け、首をかしげて俺を見た。


浴衣姿の青木は、いつもとは少し雰囲気が違った。



『おぅ』


少し赤い目を見られたくなくて、俺は花火を見るふりをして、目を反らした。
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