秘密の同居



夏木君の動きが止まって、下を向いて思い出している様な目をした。


『言いたくなかったら別にいいんだけど…。』


遠慮がちに小さく追加すると、夏木君は再び動き出して下を向いたまま話し出した。


「話してもいいけど別に面白い人間ってわけじゃねぇぞ。」


そーめんをやっぱり自分の分だけ持ってきて、あたしの隣に並んだ。


慌ててあたしも自分の分を持って来ると、夏木君の横に座って話して!オーラを出した。
夏木君はあたしを見ると、少し笑って遠くを見ながらゆっくり話してくれた。


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