秘密の同居
『どうしたの?』
「同じの二つないんだけど…。
高橋さんのクラスも世界地図だよね?」
『あ、うん。
…じゃあいいよ~木村君持ってって?』
「いや、高橋さんが持ってって。
図々しく持ってけないし…」
『いいって!』
「いや、そういう訳には…」
木村君から離れて受け取らない様に後ずさりをすると、木村君が危ない!と叫んだ。
え?と言った瞬間、足が何かにつっかえて転びそうになった。
すると、木村君があたしの手を引っ張ってくれた。
…までは良かったのだが、その勢いで今度は木村君を押し倒す様に前のめりで倒れた。