僕の街には今日も雨(涙)が降る…。
 翌日、飛夏羽は鞄を持つと窓から抜け出して学校へ行こうとした。

「…飛夏羽…何所から出る気だ?」
「しょ、翔太…」

 翔太が眠い目を擦りながら飛夏羽の部屋に入ってきた。
そんな翔太の様子は寝ぼけている優都そっくりで、飛夏羽は切ない顔で翔太を
見つめた。

「大丈夫大丈夫、行くから。…遅刻していくの?」
「…一応な。」

 飛夏羽は「了解。」と一言言って飛び降りた。

「きゃああ!」

 其処は4階の窓だった。

「…大丈夫かな。」

 翔太は飛夏羽が「大丈夫。」と言っていた飛夏羽を信じて部屋を出て行っ
た。
いや、それ所では無いと思うのだが。

「…え?」

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