青春☆ハニー
「えぇ、勿論よォ。もう食べれるわよォ」

答えるのはツイスト五郎、小指付き。

「じゃあ僕は、姐さん起こして来ます」

そう言い残してインテリジェンス眼鏡は台所を出て行く。

台所の脇にある階段を一定の足音を立てながら上がり、その奥にある部屋の扉をノックする。

「姐さん、ご飯出来ました」

軽くノックして声を掛けるが、返って来る返事はない。

一つ溜め息を吐いて眼鏡を押し上げた眼鏡…いや、青年は扉を開ける。

< 8 / 22 >

この作品をシェア

pagetop