悪魔な天使
すると翔は、私の隣に腰を落ろす。
「翔は、私に何も言ってくれないんだね。」
咄嗟に出た言葉。
「えっ?」
「彼女出来ても、何にも報告無し。私の事なんだとおもってんの?」
何でか、冷たく鋭い言葉が出る。
「いきなりどうしたの?意味わかんないんだけど。」
と、翔が立ち上がりながらいう。
「意味わかんないのはこっちだよっ!いきなり楠さんに好きなの?とか聞かれるし翔はわけわかんないし!本当もういやだっ」
感情的になりすぎて、涙が出てきた。
「楠?なんでいきなり?いみがわかんないから。」
困った顔をしている翔
「本当もう嫌だ。全部やだ!嫌い。翔なんかっ大嫌いっ」
嘘。大好きなの。
「俺だっておまえなんか嫌いだよ!大嫌いだ!!」
そう言って翔の背中が小さくなっていく。
本当に、嫌われた。
幼なじみに戻れない。
それぐらい嫌われた。
「嫌だ…。もう嫌だ。」
すると、
「どうしたのお姉ちゃん。慰めてあげよっか?」
二人組の男が言ってくる。
なんか、もうどうでも良い。
私は男に手を引かれ歩いていく。
「直っ!!」