ゴメス〜神の力編〜
なかなかいい能力をもった者はいない、能力というのは俺で言えば『ゴメス』そして、異世界の俺にもらった力、越後弟で言えば………なんだっけ?それと…誰だっけ………あの…『○○っス〜』とか言う奴…まぁいいや…その……別の世界に行ける力……名前は…忘れた…
で、このような能力を持った者を探しているのだ
「次、19番」
「ハイ、都木夜大五郎です」
「それでは特技を見せてください」
いま面接官をしているのは俺、えっと……思い出した、山根、御幌先生、秋山の三人、そして廊下で秩序を取り締まっているのが山根、越後弟は書記係だ
「はい」
なにやら準備をしているようだ
「いきます。……ハァァァァァ……ハッ!!」
ビュン、と、けん玉が宙を舞った
「ありがとうございます、では、次、20番」
秋山がとてつもない勢いで罰を付けた
「はい、堂汐良輝明」
「それで――」
「おい、コイツ、コイツを合格にしろ!!」
秋山の言葉を遮り山根が普段とは違う口調で放った
「そいつは……」
そう、先程秋山がすごい勢いで罰を付けた19番の都輝夜大五郎だった