プラチナの誘惑
撮影も区切りがついて、とりあえず解散となった。
私のコメントを入社案内に載せるらしく、今日は残業して書き上げなければならなくなった。
「俺のコメントはもうできてるから後で持っていくから。
彩香の書いたのと合わせよう」
「合わせる?」
「そう。同期の二人って事で載るなら、そこそこ内容合わせると読みやすいだろ?」
さらっと軽い仕草で私の頭を撫でながら言う昴。
慣れてるそんな指先を見ながら
「…格好いいね。
昴が女の子達に人気あるのわかる気がする」
思わず飛び出した言葉に
気づいてはっと口元を両手で押さえてしまう…。
心のなかで呟いただけなのに、つい声に出して言ってしまった。
慌てる私をじっと見ていた昴は、くくっと笑い出して天井を仰いだまま。
「どうも。女の子に人気あるし、つけ加えると男にも人気あると思うけど?
…彩香だって俺の事好きだろ?」
私のコメントを入社案内に載せるらしく、今日は残業して書き上げなければならなくなった。
「俺のコメントはもうできてるから後で持っていくから。
彩香の書いたのと合わせよう」
「合わせる?」
「そう。同期の二人って事で載るなら、そこそこ内容合わせると読みやすいだろ?」
さらっと軽い仕草で私の頭を撫でながら言う昴。
慣れてるそんな指先を見ながら
「…格好いいね。
昴が女の子達に人気あるのわかる気がする」
思わず飛び出した言葉に
気づいてはっと口元を両手で押さえてしまう…。
心のなかで呟いただけなのに、つい声に出して言ってしまった。
慌てる私をじっと見ていた昴は、くくっと笑い出して天井を仰いだまま。
「どうも。女の子に人気あるし、つけ加えると男にも人気あると思うけど?
…彩香だって俺の事好きだろ?」