涼×蘭
「……?」

あれ?

「叔父さん……?」

どこだ?

いつもなら部屋の真ん中に偉そうに……失礼、堂々とした態度で座っているのに……?

「おじさーん……」

今日は来なくても良かったのか?
そうだったら嬉しいんだが……。

「いらっしゃらないんですかー……?」

シーン……。

いないし。

帰ろう。
待ってても良いことないし。


「駄目だよ」

「ンぐっ!?」

涼は叔父さんに口を押さえられた。

涼を手に入れるのは簡単なこと……。
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