風が吹く中で
ー静寂の中でー木村雅人side
ー無ー


無表情、無感情…


この世界で必要とされているもの


俺の家は代々護衛の仕事をしている
だから親父も兄貴も家に帰って来て笑顔なんて見た記憶がない。


いつもピリピリとした空間


息が詰まりそうな家だった
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