風が吹く中で
「ごめんな。俺、人との関わりあまり得意じゃなくて…女の子とも…えっと…」

しどろもどろの俺の首に回した手に力が入り由岐に再び覆い被さってしまった


「雅人、私ここに居てもいい?」


「由岐、俺の側に居て」


「うん」


「由岐、お願い…最後までしないから…」
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