風が吹く中で
「遙、俺の事だけ考えて」


そう言われた後、北城さんは私の首元に顔をうずめた


「あ…っ…ほうじょ…さ…」


「…遥、翔だ」


「ん…っ…し…翔」

私は甘い時間に酔いしれた
< 55 / 244 >

この作品をシェア

pagetop