風が吹く中で
北城翔sideー
ヤバい…押さえられない


遥の瞳、赤らめた頬、甘い香り、吐息に自分を失いそうになる


シャワー浴びたい なんて上目使いで言われたら…


俺はシャワールームに遥を連れて行き、先に入る


お湯をためて浸かる扉の向こうには遥。

入ってきてはくれないかもしれない。
普通あり得ないだろ。恋人同士でもないし、ましてちゃんと話したのは今日だし

でも…俺は…
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