ツンデレ彼氏サマ


でも私は欲張りだから片思いじゃ終わらせられなかった。



日課になりつつあった告白。でも宙くんから意外な言葉が出てきた。



『宙せんぱいっ、好…んごっ!?』

『もういい。聞き飽きた』

『ぷはっ……あ、飽きた!?』

『言わなくて良いから。それと俺を呼ぶなら教室だけにして』


それって…それってさ。


『会いに行っても、いいの?』

『…………』



言わなくて良いと言われたのも、教室にしてと言われたのも。私には奇跡としか言いようがなかった。


嬉しかったの。

ホントに付き合えるんだと一人舞い上がってた。



だけど、宙くんは違ったのかな。



私が毎回うるさく付き纏ってたからウザクなって適当にあしらっただけだったのかな。



私はまだ、片思いの途中なのかな?
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