ツンデレ彼氏サマ


「直太にきいてないのか?」


……いや。そう言われると言われたような気もしますが。


まさか、本当だったとは。


「少しは自覚してくれる?」

「っ!!は、はい…」


目の前が真っ暗になったかと思えば宙くんに抱きしめられてた。


顔がっ!!あ、熱い…。


それでも抱きしめられるなんて滅多にないから嬉しくて、宙くんの背中に手を回した。



「宙くん」

「………ん」


ね、宙くん。


ずっと見ていてね。
ずっと私だけを好きでいてね。


私も宙くんに負けないくらい愛を捧げるよ。



「お昼、週一で一緒に食べたい」

「………」

「ね、いいでしょ?」


いつだって私の中心は宙くんで

これからも、宙くんしかありえないの。


「……しょうが、ねーな」

「ほんと!?嬉しい!!一か八かで言って良かったぁ!宙くんだいすきーっ!!!!」

「っ…だって!上目使いは反則だろ!?」

「だって抱き着いてたらこうするしかないもん」

「絶対わざとだ…」



他愛もない話がいつまでも続きますように。



繋いだ手が離れませんように。
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