王子の命令は絶対です!


何故かこいつの自転車に乗せられてるアタシ。


『どこ行くの!?』


「ん~?」


『ん~って(-"-;)』


「桃ちゃんにピッタリのところ★」


『??』


「着いた(^ー^)」


『…(・o・)ノ』


「綺麗だろ、俺の場所なんだ」


一面ピンクのチューリップが咲いていて向こうには海が見える。


「こっち、」


少し歩くと一つの家が見えて来た。


「ここが俺の家。」


『え”ー!?』


まさか家に連れて来られるとは…

「まあ、普通の家だからさ」


『はぁ…』


「中には姉ちゃんと茂さんしかいないから」


『え?』


「俺の家は俺、姉ちゃん、父さんの三人家族で父さんは海外に行ってていなくて姉ちゃんは茂則さんと結婚して今は一緒に住んでる。」



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