破れぬ誓い
「そうだな、確かにそろそろ他の隊士がやってくる頃だ。」
すると奥の方から声が聞こえた。
「なぁ!新しい隊士がやって来たってよ!」
「あぁ、俺も知ってる。かなり強ぇんだってな。どんだけデカイ男なんだろうな。」
「顔に傷があったりしてな!」
なんて話し声が聞こえる。
全く、アタシをどんな風に勘違いしているんだか。
そんな話し声がどんどん近くなってくる。
「おはようございます!」
2人の隊士が障子を開けて笑顔で近藤さん達に向かって挨拶をした。
が、アタシを見て一気に顔が固まった。