破れぬ誓い



「無理するな。」


沖田さんは優しく頭を撫でた。


「別に、無理なんかっ!」

「嘘だろ。ほら、足。震えてっぞ。」


沖田さんはアタシ足を指さす。


「あ……。」


確かに震えていた。

小刻みに震える足。


それが恐怖を倍増させる。



「どうしよう、どうしよう沖田さん。アタシ一体…。」


ついアタシは沖田さんに本音を零してしまった。





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