ウソナキ。

「困らせないで。どうか笑って?」


彼は繋いでいる手にそっと力を入れる。

アタシはうつむきその彼の手を見つめながら言う。

「困らせてんのはタクミくんの方やんか!」

声がうわずってくる。

そんなの。

そんなこと言うから。

「ゴメン。
変なこと言って・・・。
2学期は間に合いそうになかったけれど3学期はまた一緒に学校行こう?」



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