僕らの時間〈2〉
「また!?
怒りの沸点低すぎるだろ」

「いや今回は、ちゃうねん」

安達も安岐も俺が高原と知り合う前から知ってるんやもんな。

今は一緒にいたりする事は無いみたいやけど…。

「たかちゃんマシにはなったよね」

「あれでマシと言えるか…?」

こうやって俺が知らんとこで
俺の知らない高原が笑って話してるんやろうか。




< 47 / 98 >

この作品をシェア

pagetop