僕らの時間〈2〉
「何かあったんか?」

少し不安そうな声が聞こえる。

「…何もない」

「そうか」

黙って何も言わずに俺の背中を優しく子供をあやすような感じで叩いてくれた。

何時間か経って高原の顔を覗けば「腹減ったんやけど」とキレられた。

「買い物行こか」



●end………?●





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