くちづけのその後で
保育園に着くと、海斗は嬉しそうに走って来た。


「ママ!」


しゃがみ込んだあたしの腕に、海斗がギュッとしがみつく。


「コート、着ようね」


あたしはそう言いながら、海斗にコートを着せた。


「海斗君、今日もお利口でしたよ」


海斗の事を担任の先生に褒められて、くすぐったい気持ちになった。


「ありがとうございます。じゃあ、行こっか」


「うん♪」


笑顔の海斗と一緒に保育園を出て、そのまま近所のスーパーに向かった。


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