くちづけのその後で
「俺は、朱莉さんの事が本気で好きやねん。だから、朱莉さんの正直な気持ちを聞かせて……」


正直な気持ち……?


西本君に惹かれている事は、自分でもわかっている。


『朱莉が不安に思ってる事、全部取っ払って考えて……。俺だけを見て、考えて欲しい……』


今朝の彼の言葉が、脳裏に蘇って来る。


ねぇ、西本君……


あたしは……


君を想うと苦しくなる……


この気持ちはやっぱり恋なんかな……?


そう思った時、あたしの気持ちが溢れ出した。


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