くちづけのその後で
海斗と手を繋いで歩いて、さっきの場所に戻ると…


「朱莉ちゃん♪」


あたし達に気付いた早川さんが、笑顔で駆け寄って来た。


「海斗君、おかえり♪」


彼が満面の笑みで言うと、海斗は不思議そうな表情であたしを見た。


「お兄ちゃんが、一緒にご飯食べようって言ってるねん。海斗はどうしたい?」


あたしは微笑みながら説明をした後、海斗の答えを待った。


しばらく考えていた海斗は、あたしを見上げながら首を小さく横に振った。


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