くちづけのその後で
それから数日が経った、週末。


颯斗の家に行く為に、出掛ける支度をしていた。


「ママ!きょうはどこいくん?おかいものやったら、かいとちょこほしい!」


「颯斗の家に行くねん……」


「はやとくんのいえ!?やったぁ〜♪」


事情を知らない海斗は、出掛ける事が嬉しいみたいで朝から上機嫌だけど…


あたしはこの事が決まってから不安と緊張感でいっぱいで、昨夜は一睡も出来なかった。


体が重くて、憂鬱になってしまう。


やっぱり行きたくないな……


< 595 / 808 >

この作品をシェア

pagetop