大嫌いでも、大好きだから。



声が降ってきた。



優しくて、温かい。
そんな声。



「だ、れ……?」


私はゆっくりと振り返る。



閉まっていたベッドサイドのカーテンは開かれていて、
そこに一人の男子が座っている。

茶色の髪に、整った顔立ち。
一目でイケメンだと分かった。


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