恋〜彼と彼女の恋愛事情〜


「「あ!」」

そう、3人とも聡の存在を忘れていたのである。

・・・・気の毒に・・・。


「ど、どうしよう」

慌てる香奈枝に、考え込む冷静な未那の答えは

「・・・マフィンは私たちのを1個あげればいいでしょ?」

「「うん」」

「問題はチョコレート」

その時純がひらめく

「そうだ、この前テレビでやってたんだけど、溶かしたチョコをクッキングシートにのせて好きな形を作るの」

「「いいね!」」

早速3人は残っていた少量のチョコを溶かし、クッキングシートを用意した。

「えっと、まずはハート」

純がハートの形を作る。

「純うまーい。・・・じゃあ私は星の形・・・ありゃ。ちょっと形が・・・」

香奈枝の星は少し歪んだ星になり。

「私は・・・・たこ・・・?」

未那は訳の分からない形に・・・・。

「じゃ、じゃあイカも書いておく」

純はイカを作る。

「リベンジ!星!!」

香奈枝は2個目の星を作る。

最後は未那

「・・・・ねぇ、未那・・・これは何の形・・・?」

もはや誰も何も言えない形に・・・・。


とりあえず、冷蔵庫で冷やしてからラッピングをして準備OK!


後は、それぞれ渡すだけである。





その頃男たちは------
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