ウラコイ
「…そうか。」
怜一さんは可愛がってくれた。
現場にいくと
真っ先に 笑ってくれて。
休憩時間には
いつも遊んでくれた。
ピリピリした現場では
子供は 煙たがられるのに…
いつも笑ってくれた
もうこの世では
見る事は出来ない笑顔
「……彼も若くして亡くなってしまったね。本当に惜しい人だった…」
「末期の癌だったらしいです。治しようがなくて……」
―…怜一の病気は癌らしい。
「……怜一さんもわかってたんです。でも仕事辞めたくないって無理して…」